岩手県釜石市沖を航行中のタンカーから真夜中の海に転落した男性甲板員(28)が、空のペットボトルを浮輪代わりに一晩漂った末、3日朝、漁船に救助された。
釜石海上保安部によると、男性は2日午後10時半ごろ、釜石市の御箱埼灯台沖約9キロを航行していた「さくら丸」(2997トン)の甲板で用を足していて転落した。同保安部などの捜索では見つからなかったが、3日午前8時半ごろ、灯台沖約20キロで漁船に救助された。意識ははっきりし、命に別条はないという。
男性は救命胴衣を着けていなかったが、転落直後に取っ手付きのペットボトル(容量2?3リットル)を見つけて体を浮かせた。発見時は片手でペットボトルをつかみ、空いた手を漁船に向けて振っていた。
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